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2005年 08月 02日
最近人の給料を覗き見るチャンスがあった。
その1-26才、NYU卒、投資銀行勤務。年収9万6千ドル。 その2-30才、Upen卒、弁護士。新卒年収12万5千ドル。 その3-28才、UofM卒、銀行勤務。新卒年収13万ドル。 その4-Alex、パイロット、年収8万ドル。休日月15日。 その5-Pete,弁護士、年収7万ドル。休日月5日。働きすぎ。 その6-Alexもと彼女、Colombia卒、新卒年収6万ドル。休みは取り放題。 .....これって一体??在米日系企業の初任給は3万ドル位。そしてこれで昇給率5%あればいいほう。これではいつまでたっても年収が6桁になることはない。倍にすることも無理。つまり....マンハッタンに住むことが出来る日本人はほとんどいない。マンハッタンのStudioの平均家賃は1500ドルくらいだろうか。家賃が手取りの半分になるケースはマンハッタンでは普通と聞いたこともある。3000ドル手取りにしようと思ったら年収5万5千ドル程度は必要ということ。 現に都落ちした友人がたくさんいる。 Mathewに愚痴ってみる。大失敗。彼は私をボストンに連れてこようと必死なので、僕のコネを使ってボストンで就職すれば10万5千ドルは稼げるよ、という。(どうして10万ドルじゃなくてそれに5千ドルがついてるの....?)元妻は一切経験無しの新卒扱いで6万ドル超えてたから、と。日系企業はやめなさい、いいように使われるだけだから、と。まちがいない。 しかし、都落ちは出来ん。クイーンズにもブルックリンにも行くのを拒否している私は何を間違ってもボストンには住めない! お金がないから不幸だとは思わない。別に不幸な気はしない。どこにも旅行に行かないし、マノロブラニークも買わないし、PerSeで食事をするわけでもないけれど。ただ、理不尽だと思う。こんなに働いてるのに、どうしてそれに見合った給料と思しき額がもらえないのか。日系企業で働くというだけで足元を見られている。何でも屋にさせられ、ビザが必要な人と一緒くたになり、ビザが欲しければ、給料はこれくらいですね、という扱いだ。私にはビザはいらない。苦労してグリーンカードを取ったから。それなら日系企業で働くな、と。その通り。でも....日系企業で働いていない日本人を私は4人しか知らない。4人とも確かに足元を見られず、日本人持ち前の勤勉さを武器にし、仕事の量と質に見合った納得のいく給料をもらっている。暴動だーと思うことが良くある。在米日本人の暴動。組合を作って戦ってやる!!と言う気に、"時に"なる。 Alexから私が飛ぶ予定の夜に電話がかかってきた。「どこにいると思う?」さー。「NewYork!」 島は日が沈んでから海からの暖気とつめたい夜気がぶつかり霧が出る。地上百フィートの視界が晴れなかったのでしばらく空港上空を回ってみたけれど、戻ってきた、と。行かなくて良かったねーってか。そうそうJFKジュニアはこの霧の中、同じところで飛行機が思いっきり海に突っ込んで死んでしまったっけ....。実際着陸時に見えなければいけないのは30秒だそう。それまでは全て機材が道案内をしてくれるということ。30秒見えないために1000ドル払って飛行機に乗った人はそのまま逆戻り。 土曜日の一泊旅行はキャンセルされ...そしてだ、日曜日のオーストリア人とのデートもキャンセルとなった。仕事が忙しいって???私の週末の予定一切なくなっちゃったよ!!仕方がないのでSpaに行ってフェイシャルをしてきた。あーストレス発散...(無理強い)それでも若返った気はしない。
by pepecita
| 2005-08-02 05:34
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