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2023年 06月 16日
ものすごく無理をして東京に行った。
私は羽田着、Joeは成田着。私の方が到着が早かったためホテル界隈に住む妹のところに立ち寄った。 私がホテルに着いたのは4時頃。8ヶ月ぶりにあうJoeは暗がりの中で寝ていた。 私は飛行機の中で胃の具合が悪くなり、何もする気がなく、ひたすら寝ていたけれど、それでもまた私も布団の中へ。 目が覚めてから、性欲がなくなった話を聞かされ、 お互いに身体はなでても何もな起こらなかった。 Joeは私にとっては前回もそうだったけれど、安心のできる実験台でもあるわけで、 私は前回の苦痛を和らげるため、実は女性ホルモン剤の座薬(膣薬)を使っていて、これは試さないではない、と思っていたのに、だ。 実のところ、欲望は全くないのだけれど。 やはり前回の苦痛の恐怖が存分に残っているのではないかと思うことと 私は欲望は習慣的なものではないかと思っていることもあるよう。 自慰をするか、に私はNo、そしてJoeは毎日2回が今では週に2回になっており、 基本、欲望はない様子。 私は、相変わらずオンラインで知り合い、 時にデートすることもあるけれど、昨今は2回目があった試しはない。 多分、この人とは無理、と思うと、全く何かする気にはならず、 手が伸びてきたらそろりと手を引っ込めるようなありさまで、 キスすると考えると吐き気がする位の男嫌いとなってしまった。 (自分をさておき、このじじいを相手に性欲出せ、は無理でしょう、というのが1番の原因) 恋愛なんていうのはやっぱり性欲がないと成り立たないんだ、と 改めて思い、これはもういくら私がCompanionshipを求めても、 精神的に相手からの要求には答えられず、 こっちだけのいいとこ取りなんて無理なんだろうな、という結論となりつつある。 でも、精神はのぞき、目をつぶれば もしかしたら肉体的には大丈夫かもしれず、それが実験だったのだけれど。 通常、日本には着いたらまず寝るそう。2人して起きたのは9時だった。 それから六本木まで歩いて夕食。 私はくだんの胃痛で食欲はなし。 何でもいいから食べる、ということで 有名なラーメン居酒屋のようなところに入った。 久しぶりにあって話しをしたけれど、特に不自然感はない。けれど、特に親しい気もしない。 Joeは君は特別だ、というけれど、いったい何が特別なのか。 ホテルに戻り、また寝て、次に起きたのは朝の6時。 朝食ブッフェが好きで、それを食べに階下に行くかどうか考えていたけれど、 胃の具合の悪い私が何もいらないといったので、 部屋でコーヒーだけ飲み、いざ観光。 とは言っても朝早すぎて何も開いておらず、地下鉄に乗って渋谷まで行き、 スクランブル交差点をみて、渡って。 通勤時に毎日驚きを持って見ていたスクランブル交差点なのに、朝早すぎるせいか こんなに小さかったっけ、と落胆。 Joeは歳をとると何でも小さく見えるのだ、と言っていたけれど、それは本当かもしれない。 ガード脇の宮下公園、キャットストリート、竹下通りを歩き、 表参道を登って青山通りで観光は終了。 このあたりは大学時代と日本での数年勤務した場所で10年弱は私の家以外の本拠地だった。 あれから30年近く経っているわけですっかり変わってしまった気配。Pink Dragonがまだあったのには驚いたけれど、、、、 歩くばかりで店は一切開いておらず、朝のコーヒーでも座って飲みたいところだったけれど、もうホテルに帰らないといけない時間になっていた。 ホテル近くでランチ前に開いている店が1軒だけあり、 そこで和食定食をたべ、ホテルに戻った。 Joeの飛行機には4人のCrewがいるけれど、Joeはキャプテンなので、 離陸と着陸はメインでやらないといけないということで、 空港に行く前に寝るというのもルーティン。 実に、東京に行くと言われても、観光など一切できないということがよーくわかった。理想のパターンは、着陸後、ホテルに着いたら寝る、夜中に起きたら六本木で一晩明かし、ホテルに戻りジムに行き、朝食を食べて、また寝る、離陸に備える、だそう。 Joeにはクビになったことは伝えていない。 5年間に3回もレイオフされる人がいますか??? 馬鹿になってクビになったなんて、はずかしてくて言えません。
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by Pepecita
| 2023-06-16 11:45
| Date
2023年 05月 25日
やっぱりクビになった。あれから半年。ちょうど考えていた通り。
けれど、こんな頭の悪くなる病気の人は差別になるため会社はクビにできず、 訳のわからない組織変更とか言う理由で、ポジションがなくなった。 準備は12月位から始めていたよう。人を雇おうと面談をしているのは知っていた。 新しく雇われた人は私がクビになった次の日が入社日。 クビになると具体的に感づいたのは3月頃。 11月にあった部署のイベントにはこんなやつ、仲間にする必要なし、として1人だけ呼ばれず。 そして、5月にあったイベントにも呼ばれていなかった。 この準備が始まったのが3月だ。 もし私が 働いているなら、いったい今回も私を入れないで、どんな説明をするのだろう、と思ったし、あるのは知っていたけれど、どうせまた私は呼ぶ必要なし、として呼ばないのだろう、というのが理由だろうし、聞くのもアホらしく、そのまま知らんふりをしていた。 クビを宣告される1週間前、上司が人事と話しているらしいことを察した。 そして、それから4日後に、人事とのビデオミーティングが入っていることも調べられた。 予定通り、その時間に呼ばれ、クビ宣告。 こんなことになって申し訳ない、だそう。 あなたには非がありませんから、推薦状が必要ならいつでも言ってください、きちんと対応します、だそう。 どの口がいうかね、、、、、あなたがいの一番にやめさせようとしたんでしょ。 同僚は多少は感謝してくれてましたから! (私は猫の手だったかもしれないけれど) アメリカにある人事の仕事というのは、何かあったら言ってください、と いけしゃーしゃーと社員のことを考えているような顔をしていうけれど、 結局は会社のために働いている訳で、 社員から会社に都合の悪いことを聞きつけ、 問題がある中でいい社員は引き留めるよう、会社の制度を利用して引き留め、 悪い社員はやめさせるために動く、と。 人事というのは嘘つきばかり、ということがわかった。 会社で嘘ついてそれが、私生活に影響しないのだろうか?? もし、していないとしたら、そのストレスは多大だろうと思う。 いずれにしても、私は仕事がなくなった。。。。 Joeは来月は3回日本に行くらしい。 もうほとんど話さないけれど、そういう時だけ何か言ってくる。 セックスは無理ですぜ、と思うものの、 おいしいものを食べたり、行ったことのないところに行ったりで 楽しい思いをしてもいいかもしれない、とも思う。 なんせお金はなくとも時間はたっぷりある訳で。
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by Pepecita
| 2023-05-25 06:43
| About Me
2022年 11月 27日
Joeと縁を切ってから1年経った。
とはいえすっかり切っていたわけではない。 1度だけニューヨークに仕事で来て、できるかどうかわからないと思いつつ 試したいという理由でセックスしてみた。 答えは無理、、、、あんな痛いことはする必要がない。そして、それはJoeも同じように思ったようで、それからお互いのモチベーションは全くなくなり、一切連絡を取らなくなった。それは4月。自然消滅ということばがぴったり。 2週間前に東京にいるとテキストが来たけれど、私はそれにも返事をしなかった。 もう私達をつなぐものはない。 私は3月に事故に遭い、頭を打って入院。その後コロナにかかり、それから何かがおかしい。耳鳴りが治らず、頭がいつもぼーっとしている。もともと無気力だったのにもっと無気力になった。休みも何もせず家にいるのみ。なにをしているかというと、ボーッとゲームをしたり、ビデオを見たりしているだけだ。 仕事がまともにできなくなりつつあり、多分向こう半年位でクビになるだろう。とにかくメモがないと何もできないくらい記憶がない。けれど、日々の生活にいちいちメモをとることはできない、メモが多すぎて見れない、メモを見ることを忘れる、という状態なのでとても給料をもらうような状態ではないだろうと思う。 ボーナスが出たけれど、月給の1割程度。それでもそれが出ることに驚いたけれど。。。。この金額は歴代1位の低さだ。(今までの最低は手取りで600ドル、けれど20年くらい前だ。) 今年もまた嫌なホリデーシーズンが始まった。サンクスギビングは4連休だけれど、何も予定はない。今年はHappyThanksgivingと言い合ったのは3人だけ。 去年の時点で後5年で帰国か、と思っていたけれど、もうパートナー探しもしておらず、がんの治療もひと段落しているので、クビになったら帰国しようと思っている。そしてそれは後半年くらいの間に来るような気がする。 多分、もっと早く帰国すべきだったのだと思う、去年の時点で。いくら争っても私にはアメリカに残る理由もモチベーションももうないのに、なぜ争うのか。。。。
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by Pepecita
| 2022-11-27 00:55
| About Me
2021年 11月 11日
とうとうJoeとは縁を切った。
肺の状況はよくない。 これをJoeに話した時、Joeは毎日電話をして君を励ます、と言っていた。 それは、、、、、前にも何かがあった時、言っていたような気がする。けれど毎日電話はしてこなかった。 私は期待をするようなことを言わないでほしい、と言ったらわかった、とそのまま電話を切り、それから一切連絡はない。既に1ヶ月が経ったのではないだろうか。 5年間初めて、Joeがどこに仕事で飛んでいるのかわからなくなった。 飛行機が空を横切るたびに彼はどうしているかと思う。けれど、もう自分から連絡することはないだろう。そしてJoeから連絡が来ることも恐らくないかと思う。 私は多分一人では病気と戦えない。 気分は奈落の底だ。誰か探さないといけないと思っているのに。 そんなこと、息も絶え絶えの病弱の身でできるはずがない。 私は一体今まで何をしてきたのだろう? 恋に溺れたのは間違いない。そして、それは一切後悔していない。 けれど、、、、私は歳を取りすぎた。 キャリーが五十歳になったように、私もそうなってしまった。 そこから恋を探すのはきっとかなり困難なことだろう。 けれど、、、、、老いらくの恋でも、アメリカではまだ可能だ、日本よりずっと。 だから、病気になっても私はアメリカを完全に離れることはないと思う。5年経ったら帰国すると思っていたけれど、それは10年経ったらまたアメリカに戻る、なのかもしれない。 病気次第ということもあるだろう。 このままアメリカで死んでしまうのかもしれない。 それまでに迷惑をかけないようにやらないといけないことはたくさんある。 私は恋を探しながら、そのためだけに生きながらえるのだろうか? 恐らく私の将来を共にする人の基準は変わるとおもう。 折れるところがたくさん出てくると思う。 何よりも、私を大切にしてくれる人、それを一番に、 趣味も、見てくれもあまり考えないようにするようだろう。 お金だけはないと困る、というのはあるけれど。。。。
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by Pepecita
| 2021-11-11 09:24
| Date
2021年 11月 04日
Joeをふった元ニュースキャスターの彼女は、素晴らしいFacebookサイトを持っていて、4月ごろからほぼ毎週、コロラド、ロス、ニューヨーク、ユタ、ハワイと国内の何処かに行っている様子だった。
Joeは私が彼女をこっそりチェックしていることなんて全く知らない。 私のステージネームと彼女の名前が同じなので、時々思い出す、という話をJoeにした。 彼女と最近、話した?もういちどやりなおしたいとおもってるかもしれないし、彼女に自分とちゃんと付き合ってて聞いたの?冬のジャケット届いた?中にメモ入ってるかもよ?、とたて続けにきいてみた。 答えは、テキストはするけれど話はしていない。ジャケットは届いたけれど、メモは入っていないと思うし、箱も開けていない。自分は彼女と住もうと思ったけれど、住むといっても仕事もあるし、施設に入っているとはいえ母親もいるし、生活は地元に残ったままだから、週に2、3日一緒にいられればいい方で、彼女はそれは求めていない。 多分、毎日一緒にいてくれる、他にもっとふさわしい人がいると自分でも思う、といっていた。 そして、おそらく1月に会わなくなってからわかったことなのだろうけれど、彼女は白血病を患ってしまったらしい。けれど、治療は一切していないらしい、と。 詳しい内容はJoeもよくわからないらしく、聞いた情報だけで調べてみると幸先はよくないらしい。 そこで彼女の人生のBucket Listが出てくる。Facebookのサブタイトルに、ひとつづつ片付けていくと書いてある。 彼女のことはもう考えないようにしているんだ、といっていた。 二人は35年の時を経て結ばれたロマンティックな関係だけれど、 結局、元々合わない運命というのはJoeもわかっているのだろう。 私は最近具合が悪い。もしかしたら乳がんに加えて肺になにかあるかもしれない。 この間息苦しくなって、救急病院に駆け込んだ。 影があるのは間違い無いけれど原因は不明。何の菌もでてこず、もちろんコロナでもないので感染ではない。 生体検査をしない限り答えはわからないということで、とりあえず薬をもらい、これで治れば生体検査は免れる。 けれど、もう1週間経つけれど、よくなった気配は実はない。 肺が機能しないということは動けないということ。 食事を作って食べて片付けて、に加え、身の回りのことが少しだけできるけれど、 買い物以外はどこにも行っていない。 といってもコロナ禍になってからの生活はほぼ今と同じ。違うのは家にいても何もしないこと。運動はもちろん、掃除もしなければほぼインターネットも見ない。何もしないで横になっているだけだ。 今の私は息ができなくて苦しい。放って置いたらもっと苦しくなるかもしれない。 なので薬を飲んでいる。私の理想は苦しまないで死ぬこと。 病院で、もしかしたら間質性肺炎かもしれないと聞いた時、余命5年か、と思った。 (この5年は帰国するまでの5年とは別物!) 白血病は倒れるまでの途中、苦しいんだろうか? こんな状態なら私も治療を拒否して、ためてきた2億円をBucket Listに5年で使いきりたい。 けれど、私のBucket Listにはどこに行きたい、あれがしたいというのは実はない。 わたしのBucket Listには”自分の好きな人に自分だけ愛されたい”というのしか入っていない。それが叶えば後はどうでもいいのに。 でも、お金では愛情は買えない。 #
by Pepecita
| 2021-11-04 07:17
| Story of Friends
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