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2005年 06月 18日
今日はラブラブ夫婦に会う。この二人は仕事で知り合って付き合うようになったようだけれど、結婚して4年たった今でもラブラブ。丁度結婚した時期が同じだったので仲良くなった。
この二人はラブラブなのでいつも一緒。Good Friend, Good Husbandで、彼女のだんなさんもいい人なので3人で会っても何のストレスもなくほとんど女友達と同じくらいのレベルで話ができる。 独身の女性の話なんて恋愛ものが大半で、ご多分に漏れずこの二人に恋愛話をする。大概「その人はRightPersonじゃなかったんだよ」と二人そろっていう。ちょっとトイレに行った隙などに見詰め合っているのを見ると本当にこの二人はRightPersonに知り合ったんだな、と思える。 RightPersonというのは、①お互いが何も変える必要がないもしくは変える、変わることをストレスと思わない。(ありのままでOK)そして②一緒にいるとお互いの良い部分が引き出せる、多分たったこのふたつのことなんじゃないかな、と私は思っている。そして、これはThe Right Personではなくて、A Right Personなのである。つまり、赤い糸は小指からいくつも出ているって訳。そして、そのA Right PersonにあったときがA Right Timeだと、晴れて末永く一緒にいる事が考えられたりするんだと思う。 これがしかし難しい。長いこと違った環境で暮らしているから、一緒にいて変えなくていいことなんてあるはずがない。時々会って良い所だけ見せあうような付き合っている段階ならまだしも、一緒に生活し始めると本当に些細なことの繰り返しがストレスの元になったりする。たとえばアメリカで離婚の理由にもなるという”トイレの便座を上げておくかおかないか”とか有名な、でもとっても些細な”歯磨きチューブをどこで絞るか”など。 Alexも元夫のJoseもだらしない、だらしない!! Alexの親友が数件隣に住んでいて合鍵を持っていたけれど、Alexが部屋にいるかいないかはドアを開けたらすぐわかると言っていた。それは、靴から靴下、シャツ、ズボン、と部屋へと点々と続いてるからだそう。あー気持ち悪い!こんな奴と一緒に生活できるはずがない。 Joseもなにもかも置きっぱなし出しっぱなし開けっ放し。私はしまう場所があるものは元のところへ戻すのが、蓋のあるものは閉めるのが、扉も閉めるのがデフォルトと言うルールを持っている。これを守れば絶対に家は整頓されている状態になっている。そして物がなくなる事もない。合理的な私から考えるとこれは、部屋は片付いているは、物はなくならないは、と一体このどこがいけないの、と思うほどの生活の知恵。しかし....Joseにはこれはわからなかった....。いけない、とはいっていなかったけれど、全く守ってくれなかった。あれどこ行った?はしょっちゅうで、そんなだらしない人のものがどこにあるかなんて知るすべもなく、彼はよく家中をひっくり返して紙切れ一枚を捜していたもんだ。 結局彼のだらしなさは、彼の親を見て納得した。離婚するという話をしてからなお、Joseずうずうしくも私の家に家族3人で1ヶ月滞在させることを懇願した。そして彼の両親の生活を1ヶ月見た。この親にしてこの子あり。 これは人生における大きなレッスンだった。人は変えられない。 彼はこーんなにかわいそうな人だったけど、(こういう人は概して悪い人でもある)私の愛で救ってあげられた、なんてことはおそらくめったにはないだろう。そういうことを昔は私も考えたけれど....
by pepecita
| 2005-06-18 06:41
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